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【ブルガリ オクトフィニッシモ 日本限定】
腕時計×デジタルカウンターの宮島達夫コラボモデルをご紹介

1884年から始まる老舗ブランドであるブルガリは、イタリアもといローマの歴史に裏付けられた卓越のデザインコードのもと、大胆ながら繊細のクラフツマンシップが生きる傑作をいくつも生み出してきました。
そんなブルガリの審美性が大いに表現されたメンズウォッチの中でも、特に人気を集めるコレクションがオクトウォッチと言えるでしょう。
ブルガリだけにしか使いこなせないオクタゴナルウォッチは、文化的遺産の尊重と先鋭の革新技術を組み合わせた唯一無二のタイムピースです。
当記事ではそんなオクトウォッチの代表シリーズ「オクトフィニッシモ」から、日本でしか手に入らない現代美術家とのコラボモデルをご紹介いたします。
ブルガリの代表的メンズウォッチ「オクトフィニッシモ」

2012年に誕生し、瞬く間にブルガリメンズウォッチのアイコン的存在となった「OCTO-オクト」。
「8」を意味するオクトは、中世ヨーロッパの普遍的なデザインコードであったスクエアとラウンドを組み合わせたフォルムを採用しており、その先進性の塊のようなデザインはブルガリの審美性を世に知らしめました。
そんなオクトウォッチの中でも”極上”の名を冠し、計算され尽くしたデザインで究極のラグジュアリーを演出するのがオクトフィニッシモです。

その最たる特徴は圧倒的なまでの”薄さ”。
オクトフィニッシモは自動巻機械式時計の最薄記録をこれまでに何度も塗り替えており、その薄さは心地よい装着感とドレスウォッチにも比肩するエレガンスを漂わせています。
もちろんその卓越したクォリティは世界的に高い評価を得ており、多くの著名な賞の受賞経験やアワードの贈呈品に選ばれるなど名実ともに優れたタイムピースであることが証明されています。
それでは、ここからは登場したばかりの日本限定モデルについて、チタニウムとセラミックの両方を交えながらご紹介していきましょう。
デジタルカウンターの「8」が雄弁に語る宮島達男エディション
これまでにも幅広いジャンルの著名人とタッグを組んできたブルガリですが、今回は現代美術家である宮島達男氏とのコラボレーションが実現。
ブルガリの象徴的タイムピースに宮島達男氏の代表的なモチーフであるデジタルカウンターの意匠が大胆に取り入れられました。
※現代美術家「宮島達男」
デジタルカウンターやLED(発光ダイオード)を使った表現で有名な現代美術家。
作品制作のテーマは「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」の3つであり、それらをデジタルカウンターから見出したことが作品の礎となっている。

文字盤のベースよりさらに粗い表面仕上げにすることで盤面中央に大きくデジタル数字の「8」をあしらっており、これまでのブルガリとはテイストの違うウォッチフェイスが印象的な一本。
このデジタル数字はオクトが意味する「8」をなぞらえているだけのようにも感じられますが、実はこのデジタルカウンターにこそ宮島達男氏の哲学が組み込まれているのです。

古来より8という数字は永遠や無限大を意味する数字として扱われてきましたが、7セグメントのデジタル表示において「8」という数字はそれ以上に特別な意味を表現することができます。
誰しも一度は目にした経験があると存じますが、電源を落とした7セグメントのデジタルカウンターは何に見えますか?
そう、「8」ですね。つまりデジタルカウンターにおいて「8」という数字は、1〜9までの全ての数字を表示できるオールマイティナンバーなのです。

宮島達男氏は全ての数字を内包するこの「8」という数字から時間の循環、永遠性、連続性を見出しました。盤面上に型破りなほど大胆に「8」を表示することで、オクトへのオマージュとともに時間という概念を巧みに表現したのです。
そういった仕掛けを理解して時計を見ると、このデジタルの「8」という意匠はオクトに取ってこれ以上ないデザインのように思えてきます。
マニファクチュールが生み出すローマ建造物のようなデザイン

オクタゴナルケースの醸し出す独特の雰囲気をさらに際立たせるのは、マニファクチュール故の技術力でしか作れない110面の多面ケース。ローマの建築からインスピレーションを得た幾何学的なデザインは、このタイムピースだけの魅力を作り出しています。
また、ケース、文字盤、デジタルの「8」それぞれの仕上げが意図して区別されており、単色のデザインながら立体感と深みが与えられています。

ダイヤルデザインは極限にまで削ぎ落とされており、インデックスは廃されロゴとデジタルカウンターのみのシンプルな仕様に。針にはオクトシリーズおなじみの中抜きデザインが採用され、オクトらしいスタイリッシュな印象は継承されています。
フルグレーチタンとフルブラックセラミックの2バリエーション
バリエーションには素材にセラミックを用いたフルブラックモデルと、チタニウムを用いたフルグレーモデルが用意されています。
この2つの素材は加工が難しく、腕時計に採用され始めたのはごく最近です。ブルガリは業界に先駆けてオクトウォッチにこの素材を用いたことでも話題を呼びました。
第二の肌を実現するブレスレット

ブルガリは世界的なジュエラーとして有名であり、そのコレクションは「第二の肌」と呼ばれるほど着け心地に定評があります。
このオクトフィニッシモにもそのジュエラーとしての哲学が生かされており、ノーバックル構造のブレスレットは驚くほど快適な装着感を実現しています。

フィニッシモを極薄ウォッチたらしめるムーブメント

このモデルの圧倒的な薄さを作り出すのは、かつて世界一の薄さを誇った自動巻ムーブメント「BVL 138フィニッシモキャリバー」。
わずか2.23mmしかないムーブメントは厚みの原因となるローターを内部に組み込むことにより、当時としては世界一の薄さを実現しました。
コート・ド・ジュネーブを採用した装飾も見事なものであり、裏のシースルーバックから宮島氏のサインとともに楽しむことができます。
ブルガリ×宮島達男
まとめ
当記事では、オクトフィニッシモ 宮島達男 日本限定モデルをご紹介いたしました。
これまでのオクトフィニッシモとは一味も二味も違う、見るものに哲学的な考えを想起させる一本をぜひ手に取ってみてください。
「オクトフィニッシモ 日本限定 宮島達男モデル チタニウム 103569」の詳細スペック
ムーブメント | BVL 138フィニッシモキャリバー(厚さ2.23mm) |
---|---|
直径 | 40mm |
ケースシェイプ | オクタゴナル |
機能 | 時・分・秒(プチセカンド) |
ムーブメントタイプ | 自動巻き |
パワーリザーブ | 60 hours |
振動数 | 21600 VpH(3Hz) |
素材 | チタン |
ストラップの素材 | チタン |
防水性 | 30m防水 |
カラー | グレー |
「オクトフィニッシモ 日本限定 宮島達男モデル セラミック 103563」の詳細スペック
ムーブメント | BVL 138フィニッシモキャリバー(厚さ2.23mm) |
---|---|
直径 | 40mm |
ケースシェイプ | オクタゴナル |
機能 | 時・分・秒(プチセカンド) |
ムーブメントタイプ | 自動巻き |
パワーリザーブ | 60 hours |
振動数 | 21600 VpH(3Hz) |
素材 | セラミック |
ストラップの素材 | セラミック |
防水性 | 30m防水 |
カラー | ブラック |
本モデルには通常と異なる特別仕様ボックスが付属いたします。
